海外移住の歴史

海外移住の歴史

「閉塞感のある日本から飛びだし、のびのびと生きられる海外に移住したい」と思ったことはありませんか?「海外生活」なんだかわくわくしますよね。その昔から、多くの日本人は海外に渡っていきました。

 

「日系人」呼ばれる人たちです。一時は、ぺルーの日系のフジモリ大統領が国のトップに立つなど、日系人の活躍も取りざたされました。多くの日本人が海外へと移住していった背景には、政府の思惑、経済状況、歴史などが大きく絡んでいます。

 

日本人の移民の始まりは、明治元年にパスポート不所持でハワイに移住した「元年者」と呼ばれる人たちが最初です。当時は、明治政府の承認が下りず、パスポートなしの非合法の移民だったと言われています。移民の目的ですが、第二次世界大戦以前は一時的な出稼ぎの要素が強く異国の地で一旗挙げようと移住する人が多かったようです。

 

その後は政府が移民を公認し、1885年のハワイへ、1897年にアメリカ合衆とブラジルへ大量に移民が流れますが、1908年以降は、日本政府と合衆国政府の間での協定により、日本からの移民制限、禁止措置が取られ、移民者の親戚すら渡航できなくなります。

 

第二次世界大戦前には、南米への移民も盛んに行われました。その後、日本が高度経済成長期に入り、国民が豊かになった1960年代に移民希望者が減少し始め、外国に移住するメリットがなくなり、1980年代か1990年代にはごくわずかとなりました。

 

近年の移民の位置づけは、明治初期の頃とは大きく変わり、海外生活へのあこがれから海外に居住地を移す、外国人との結婚など、外国で生まれた子供が成人し、日本国籍を選択しない場合などとされています。

 

現在、飛行機のアクセスも良くなり、通信手段も発達した為、海外はとても近いものになりました。個人の自由な意思で、自由に海外に行ける、どこで暮らすかを選ぶ選択の自由が出来たのは、割と最近なのかもしれません。